私は神や仏を身近に感じられるような大きな器量は持ち合わせてはいません。
でも、
空に向かって、「ありがとう」と頭を垂れることは少なくありません。
「生きてる」
ただ、それだけに感謝することが増えたんですね。
その空に向かって、
なぜ?
と聞きたいこともあります。
「なぜ?彼にこれほどまでに試練を課すのか?」と...。
瀕死で保護され、
自分で傷を深める重度の奇病(ナメコワシというそうです)
その傷の治療の副作用で極度の糖尿病、
片目は見えず、
声も枯れました。
そして、今度は「細胞腫」
手術は無事にすみました。
抜糸を必要とする程度の手術でした。
精密検査では転移は無く、腎臓の数値が少々範囲を超えていたそうです。
これから抜糸まで、ジャケットを着ることになります。
後ろ足で引っ掻くことを想定しなければなりません。
ステロイド系の薬は使えません。
彼、kちゃんは
愚かで薄情な人間を許すかのようにいつも穏やかです。
でも、急に触れるとピクっとします。
だから、誰にも簡単に触ってほしくない。
彼をいじめた奴がどっかに生きている。
私は彼のそばにいて、そのことが心から離れない。
私にだけ、限って言えば、
「ボランティアで動物を保護しています」
なんて、言ってる場合じゃない!
そんな気がしています。
いつもなら、
こんな風に誰かがのんびりしているベッドですが、
jは椅子に....
modoは早々に私のそばに...
だから...kちゃん不在のベッドは...
二階組もこんなに早く寝床を確保し始めて....います。
どんなに愛情深く一緒に暮らしても、
なんらかのアクシデントを全く避けるのは困難。
でも、早いうちにワクチンなど、可能な処置をしておけば、天寿を全うできるチャンスは増えるんじゃないかな?
ベストとは言えないけど、
悲惨な状況を少なくするために、今できることもある。
これを知ってもらうことも、その一つ。
全家庭に、全部の学校、全部の公共施設、食堂、駅、バス停、街中に張り出したい!
*制作、著作権は
一般社団法人 HUG
(HUG THE BROKENHEARTS)