去勢手術をして、外で頑張ってもらおうと計画していた、
ハーフ(男子)
ちょっと異変が..。
ご飯が食べれず、動きません。
昨日はウンチが水状態。
水を飲みたいのに飲めない。
まずは病院へ。(実はこの通院までが一苦労)今回は運良くキャリーに入ってくれました。
出発前の確認。
あら!メンコイんでないの!!
決断。
明らかに衰弱している猫。
検査の結果によっては長期療養が必要になるかもしれません。
まずは居場所の確保。
玄関しか残っていませんので、
冬でなくて良かった。
さて結果は。
エイズでした。
その他病名がつくものはありませんでしたが、
若い(1〜1.5歳?)のに衰弱が激しく、腎臓の数値に少々問題があったりで、
療養期間を作ります。
ノミダニ、耳ダニ、うんちの異常無し。
「隔離して投薬をしばらく続け、体力が付いたところで去勢手術」
ドクターの見解です。
子供を作らないように手術をして地域で見守ろうという「TNR」作戦。
動物愛護の観点からまずは悲惨な状況を無くす一つの方法で、
「蛇口を閉める」という表現がよく使われます。
関心のある方はご存知だと思いますが、厳しいですよね、猫や犬の外暮らしは。
行政の多くの見解は「社会の課題」として見ていない。これが現実です。
苦情が来てから動く、いわば、市民の不満の息抜き程度の「ガス抜き」状態。
手軽な「受注産業構造」が相変わらず続いています。
もちろん、中には、積極的な方もいらっしゃいます。
「動物たちの悲惨な状況を無くしたい」
多くの人たちが抱く、この「心情」を社会の課題では無い、とする「行政」
動物とはいえ、「命」をどのように考えるかは
真っ先に解決しなければならない根本的な「社会の課題」では無いでしょうか。
社会課題の多様性に付いていけない行政、これは今更確認する必要も無いでしょう。
「官民協働」
これしか無いと思います。
一緒に前進しましょう!
動物の悲惨な状況は個人の責任が明確な場合もありますが、
何より、社会全体が「命を真摯に考える」ようになって欲しい。
切に願う次第です。
自戒を込めて...。