2020年7月4日土曜日

決断、ハーフを病院へ。

去勢手術をして、外で頑張ってもらおうと計画していた、
ハーフ(男子)

ちょっと異変が..。 ご飯が食べれず、動きません。 昨日はウンチが水状態。 水を飲みたいのに飲めない。

まずは病院へ。(実はこの通院までが一苦労)今回は運良くキャリーに入ってくれました。

出発前の確認。

あら!メンコイんでないの!!

決断。
明らかに衰弱している猫。
検査の結果によっては長期療養が必要になるかもしれません。
まずは居場所の確保。
玄関しか残っていませんので、 冬でなくて良かった。

さて結果は。
エイズでした。
その他病名がつくものはありませんでしたが、
若い(1〜1.5歳?)のに衰弱が激しく、腎臓の数値に少々問題があったりで、
療養期間を作ります。
ノミダニ、耳ダニ、うんちの異常無し。
「隔離して投薬をしばらく続け、体力が付いたところで去勢手術」
ドクターの見解です。

子供を作らないように手術をして地域で見守ろうという「TNR」作戦。
動物愛護の観点からまずは悲惨な状況を無くす一つの方法で、
「蛇口を閉める」という表現がよく使われます。

関心のある方はご存知だと思いますが、厳しいですよね、猫や犬の外暮らしは。

行政の多くの見解は「社会の課題」として見ていない。これが現実です。
苦情が来てから動く、いわば、市民の不満の息抜き程度の「ガス抜き」状態。
手軽な「受注産業構造」が相変わらず続いています。
もちろん、中には、積極的な方もいらっしゃいます。

「動物たちの悲惨な状況を無くしたい」
多くの人たちが抱く、この「心情」を社会の課題では無い、とする「行政」
動物とはいえ、「命」をどのように考えるかは
真っ先に解決しなければならない根本的な「社会の課題」では無いでしょうか。

社会課題の多様性に付いていけない行政、これは今更確認する必要も無いでしょう。
「官民協働」
これしか無いと思います。
一緒に前進しましょう!
動物の悲惨な状況は個人の責任が明確な場合もありますが、
何より、社会全体が「命を真摯に考える」ようになって欲しい。
切に願う次第です。
自戒を込めて...。