2019年5月30日木曜日

みとり...。(札樽、二往復)

2016年3月、去勢手術後、外で頑張るジュニア。
頻尿の治療で病院へ。

ジュニア、帰宅(庭)。

用心して、さっといつもの場所へ向かいます。
レントゲン、
超音波断層検査、
尿検査
血液検査
ウィルス検査。
爪切り、
三種混合ワクチン、
皮下注射。
白血病はありませんでしたが、
エイズでした。
今年の冬、限界の見極めどきかもしれません。
まずは暖かいうちに体力をつけてもらいます。


sizuku
昨、深夜から大きく不調。
嘔吐とふらつき、自分の行動を制御できない。
病院?
でも、やるだけはやったので、様子をみるしかない。
ドクターと相談して決めた投薬の10日間でした。
どうしよう!
ジュニアを診てもらう時に相談。
なんとか連れてこれれば、別な対策があるかも?
期待は膨らみます。
しかし、
キャリーでは中で嘔吐した場合、誤嚥で窒息死もあります。
ドクターのご指導もあり、ジュニアの帰宅後、直ぐに、こういう状態で再度、札樽を走ることになりました。

処置はありませんでした。

安楽死の提案もありました。
私は事前から決めていました。
「安楽死」の選択は無いと。
残された道は多くはありません。
「いかに看取るか」
sizuku.帰宅。

人間のお母さんは昨晩あまり寝ていません。
でも、
できることはやりたい。
sizukuはもうそれほど大量に嘔吐しません、出るものが無いから。
わずかに出たものを拭いて、新しいティッシュに変える。
どこかに触っている。
爪がこちらの手に食い込む握り返すような動作に声をかけながら握り返す。
できることは限られています。

これが人間なら...
誰もが考える一瞬。

寝ずの番が「みとり」にならないことを願うことが「最善か?」
心の中を駆け巡る重く切ない疑問です。