医療用手袋を使って、
抗がん剤を匂いの強いおやつに混ぜる。
緊張で人間のお母さんは倒れそう。
考えてみれば、
kちゃんがステロイドのキックバックで急性の糖尿病を発症した時は、
朝と夜、二度、インシュリンを注射した。
一度間違って自分に刺した。
kちゃんはもっとひどい目に遭っている。
私の下手くそな注射に二度、耐えて、
その上、血糖値の測定注射を1日に二度も耐えた。
もう少し続いたら、
おそらく人間の方が参っていたと思う。
軽々しく使えない言葉に「奇跡」がある。
でも、
そうとしか思えないほどの確率でkは復活した。
それ以来、諦めるのが下手になった。
だから、
meiちゃんの抗がん剤投与は頑張れると思う。
一番辛いのはmeiちゃん。
倒れる寸前まで緊張するのは人間のお母さん。
俺と一緒に暮らしてるぐらいだから、世界で一番、タフなはずだが、
さて、どこまで、持つものか。
精神力だけでは乗り切れないことを経験したことは、
貴重だと思う。
「食べる」「寝る」が折れそうな心を支える唯一のバックアップ。
ちほ君、仲間と距離を縮めるトレーニングに入りました。
黒くて、子供の割には大きめ。
サークルは似合わない、pilika。
郵便屋さんをはじめとして、回覧板、宅配さん、落雪に注意してほしいので新作です。
私の頭が軒先に届きます。