2018年5月27日日曜日

エルとめい

一部屋に4〜5ニャンぐらいですと、
それぞれに窓もありますし、
素人大工で高低差をつけたり、隠れ家を作ったり、穴蔵を作っていますので、
それほど閉塞感は無いと思います。
写真は毛布の中に隠れているピリカに「遊ぼっ!」と言っている?しずく。

しかし、
闘病中で特に様子に気配りが必要な猫や、
緊急は要さないものの、投薬を欠かすことのできない猫には時間がかかりますので、
元気で仲間とうまく遊べる猫ほど、
人間と遊ぶ時間が少なくなる傾向があります。


このエル君も今は異常はありませんが、膀胱の力が弱く、一時期、マッサージを必要とした時期がありました。

私が猫をしっかりと抱っこできたのは彼が最初だったのですが、おかげさまで、マッサージはなんとかできました。
でも、元気になると同室の仲間を蹴ちらす勢いで、テリトリーを確保しようとしますので、
組み合わせに気をつけなければなりません。
その結果、一人でいる時間が増えて、人間から見ると、少し寂しそうに見えます。
人懐っこいので、余計にそれを感じるのかもしれませんが、大きな課題の一つになっています。

こちらmei(めい)ちゃん。

ピリカ、しずく、と一緒のこの部屋がメインで、押入れの中断を改良した段差のあるスペースが主な居場所です。
持って生まれた性格なのか?外暮らしの時代、猫仲間にひどい目にあったのかは定かではありませんが、
家に入った時からmei(めい)ちゃんは人間のお母さんだけを信頼しているようで、
夜は(特に深夜は)人間のお母さんにくっついていなければ、落ち着きません。



我が家の猫のほとんどが問題を抱えて家に入っています。
捕獲して、不妊去勢手術を施して、元の場所に返す「TNR」と言われる方法は、
地域ぐるみで取り組んでこそ、意義あるものです。


明日は我が家の猫たちをあらためて紹介しながら、
「TNR」とその現実について書きます。
どうぞ、知恵と力をお貸しくださいますよう、お願いいたします。

この港町に限りませんが、悲惨な状況の猫や犬は志のある方々の懸命の努力にも関わらず、その数を減らしていません。
公的な資料は耳や目に心地良くできていますが、実際は善意の成果を行政の成果に置き換えている場合が少なくありません。
知れば知るほど、
「無関心」は非情で傲慢です。
私も十数年前まではその無関心層の中にいましたので、あくまでも自戒を込めての発信ですが、
「無関心」の方々にできることも沢山あります。
その、仕掛け(システム)の例も多くあります。


ところで、
今週は行政との話し合いの場があります。
私としては、
無い知恵を絞り、心身ともに一定の、時間は費やしましたので、
行政に対しては「待った無し!」と言えますので、
キッチリとケジメをつけるつもりで、出向きます。
「なんか?オッカナイなあ」と思われた方、
ご心配無用ですよ、本当に何かをやる人はこんなことを公表しません。
相手が予防線を張りますからね。
漫画本か映画のセリフを借りただけですよ、
第一、誰も本気にしていません、私を知っている人は。
デモネ、何事にもある程度の限界はあると思います。
「人を侮辱するには」それなりの覚悟と知恵と肝っ玉が必要なのは
行政であろうが同じじゃ無いでしょうか?


「以前は保護団体さんに連絡をせずに殺していたが今は違う、団体さんなどに連絡して殺さないようにしている」
これは実際に現場の方の話で、これを「変化」と言うのは、行政は何もしないということを示しているに過ぎません。
さらに、これは、
明らかな法律違反です。



完全室内で、
命あるものとして、天寿を全うするまで、愛情と誠意を持って、
家族として暮らしていただける方を希望します。
cafemonju@gmail.com(コピーペーストでお願いします。日本語だけしか判りません)

*可能であれば、
リラックスできる、 鍵のかかる十分な独立したスペース(部屋)をお願いします。
人生設計、家族との役割分担、旅行期間の制約など、 大袈裟では無く、人生を少しだけ変える覚悟が必要です。
しかし、
私どもの経験や、
本格的な保護活動をしている人たちの話などを参考にさせていただいて、
その変えた人生を このようにお伝えしたい。
「何にも変えがたい、命のぬくもりの、そばに居られる人生」だと。
どうぞ、
人生を変える前提で深慮していただき、
思いをおしらせくださいますよう、切にお願いいたします。

ここまで、読んでいただき、ありがとうございました。