彼の地で身寄りの無い人が亡くなり、
猫が4匹残されました。
同僚の方、地元の個人ボランティアの方、現地地域猫の団体の方々、
お世話になっています。
所属していた企業に飼い主さん募集を依頼してくださいました。
できるだけ多くの人に事情を知っていただき、
これを機会に「動物保護」の原点を一緒に考えていただければ、
故人への供養になると思います。
それにしても、
「行政は見ているだけ」の感は否めない。
保護を真剣に考え行動している方々の労力を、
悲劇的状況が圧倒的に上回っています。
限界なんです、行政さん。
しかし、
こういう例もあります。
「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会
協議会設立の目的
協議会は、天売島の生態系を維持するため、
殺処分することなく飼い主のいない猫をなくし、
人と海鳥と猫の共生を目指すことを目的としています。
構成団体
羽幌町 町民課
北海道 環境生活部環境局生物多様性保全課
環境省 北海道地方環境事務所羽幌自然保護官事務所
公益社団法人 北海道獣医師会
北海DOぶつネット(犬のM基金、ニャン友ねっわーく北海道、酪農学園大 幸せのしっぽ、リアルドックフード、NPO法人猫たちを守る十勝Wishの会、NPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道、大学生ボランティア)
羽幌町の町民課には予算が無いようですが。(下表参考、細目名義を柔軟に変更して活用している可能性はあります)
参考資料
環境省が地方環境事務所に充てている予算。
この仕掛けが活かされる大きな理由は
野生生物課の仕事として、
希少野生動植物の種の保存
・野生鳥獣の保護管理
・外来生物対策の推進など
これらが存在するからです。
動物愛護基本法が登場しなくとも
別な角度から全体のバランスを図ろうとする政策の中でも
動物の悲惨な状況を減らすことができる例です。
大きな課題に足は上げたものの、
その足の降ろす場所に苦慮しています。
そして、
自分の足元の行く末にも。
この桜路に足を降ろすのが難しいように。
一緒に寝る仲間が待ってます、
そろそろ私も寝不足解消しなければ、明日は忙しいはず..。