2019年11月22日金曜日

ウランの視線..

今はまだ4台だけですが、
寒さが厳しくなるとオイルヒーターも入れて7台が稼働します。
灯油タイプは安全対策が組み込まれていますので、三時間で一度消えます。
なので、
三時間おきに延長スイッチを押さなければなりません。
私たちがうっかり忘れると......

教えてくれているのはウランです。



外の厳しさは人間の無力さを感じない訳にはいきません。

できることはこれくらい。

外のレスキューハウスは寒さ対策のため、入り口を可能な限り小さくしています。
普通の湯たんぽが入らないこともあります。
新しいレスキューハウスはこのペットボトルを使います。


クイズ!
行政が、
動物の悲惨な状況をある程度、把握しているのに、
その動物たちに対して積極的な行動ができていないのは、
他の社会的な課題より重要度が低く、優先順位が下位のためである。

これ、
マルか?バツか?

ゆっくりと考えてみてほしい。

行政の勘違いに気づくはずです。
運命に逆らうことができずに死んでいく動物たちの切なさは計り知れませんが、
その事実に思いを寄せる人々の苦しみもまた、深刻なものです。
行政は、
その人々の苦しみ、悲しみ、残念さ、の重要度が低く、優先順位が下位だと言っているのでしょうか?
もしも、そうなら、
はっきりとそのように説明してほしい。おそらくは、そのような説明はしないでしょう。


狂犬病予防法が人間の立場から作られているように、
猫も頻繁に人を傷つければ狂猫予防法ができて、やはり、殺すのです。

要は、
重要度を測る「モノサシ」を勘違いして使っている訳です。
数百万はいると考えられる「人々の苦しみや悲しみ」の重要度が低く、優先順位が下位だというのなら、
この国が滅んでいく理由は
自然災害(天災)を除けば、
「戦争」でもなければ「少子高齢化」でもなく「経済問題」でもない。
改革を恐れて前例の踏襲を仕事と称する行政システムが確実にこの国を滅ぼしてくれる。