2017年12月13日水曜日

「ボッサ、外へ」と「mimi(美々)ちゃん」

ボッサは養生を終えて、外で頑張ってもらうことになりました。
天候がはっきりしないので、
タイミングに迷いましたが、雪の割には温度が高めで、今日に決めました。
もちろん、
出ていかなくとも、暮らせるんですが、そうもいきません。
解放しました。
まだ、出てきません。

出なけりゃいいな!!!

警戒しながら、出口に向かいます。

かなり警戒しています。

やっと決心がついたようです。
ご飯、食べに来いよ!
玄関はいつでも、暖かいからな!
大好きな缶詰、いつでも用意してるからな!


とりあえず、
ここに入ったようです、ありがとう、ボッサ。そして、ゴメンね。



一時預かりさんのところの、mimiちゃん、初マタタビ。
そういえば、なんか、トロ〜ンとしていますね。


去勢不妊手術をして、外で暮らしてもらい、悲惨な状況を作らないという「TNR」。これには「地域全体の協力」が不可欠です。
その点、私どもは「力不足」をしみじみ感じます。

「耳カット」の猫をみたら、大切にしてください。「死ぬために生まれてくるような猫」を増やしませんから!
ご近所のほとんどの方から帰ってくる感想は「かわいそうね〜〜」です。
このこと自体は誰も責められません。

小樽に限りませんが、社会の多くの人々は自分や家族、愛する人たちの生活を維持するのが精一杯のように見えます。
事実、私どもも、生活は決して楽ではありません。
多くの人に支えられながら、なんとか現状を維持しています。


社会にはどんな時代でも不幸が存在しますが、また、同じ数の幸福もあるのではないでしょうか?
悲惨な状況の動物たちにほんの少し、心を向けたら、その幸せは無くなるのでしょうか?


多くの人がこれだけ懸命に努力しても、
なお、厳しい課題を突きつけられている現実。

私どもが実践出来ているという訳ではありませんが、
動物保護活動とは
人の心に寄り添うことかもしれません。


核心が、そこに、有るような気がしてなりません。

もう一つの重要な側面は
動物の悲惨な状況が「社会の課題」だということです。
官民問わず、「応分の負担」を実施して、「課題解決に力を入れるべきです」

人の心に寄り添うことを決して忘れずに..。