2020年3月9日月曜日

meiちゃんの癌。

meiちゃん、定期検査。

無事帰宅。

癌を告知されて以来、余命という言葉がいつも心につきまとっていました。
そして...看取りと言う言葉も。

今日のレントゲン写真です。当初は見えなかった新しい影が増えました。

いつ...急変するか判りません。

「遠くない将来、やがてはやってくること」
覚悟をしていたはずの事が向うこから急に現れたようでした。
何をすることが最善なのか?
解っていたこともどこかへ飛んで行きました。

抗がん剤は今まで同じ、週一回、その他に薬がもう一種増えました。
症状の緩和が目的です。少しでも気分が良くなれば食べる量が増える、そのような期待です。
私たちが「戦いはこれからだ!」と再び覚悟を決められるのにはもう少し時間がかかるかもしれません。

何より、その戦いが最善か?と言う疑問が行く手を阻むから です。


j君、今日から点滴を開始です。
今は天国にいるkちゃんの闘病時代、
自宅で朝夕の注射、病院で検査の注射、初めて体験した過酷な印象が今も心を締め付けます。
幸いkは死の淵から脱し、その後大手術も耐え、私たちに多すぎるほどの幸せを残して旅立ちました。

今日、jは私たちの下手な点滴を耐えてくれました。
選択できる極少ない手段の一つですが、こちらがしっかりと落ち着いて頑張るしかありません。
わずかな経験で、新たな試練を乗り越えるだけの力にはなっていません。
でも、
でも、
なんとか
なんとか、
頑張るしか...ない。

最善が正しいとは限らないことも学びつつ。