2016年4月21日木曜日

トラップ桜猫???

一緒に暮らす猫、
耳をカットしている猫も少なく有りません。
外暮らしを経験している証です。
仲良くなって、信頼関係が生まれた猫はキャリーに入ってくれます。
でも、キャリーのドアを閉めたとき、
そして、
病院に向かうと判ったとき、
独特な目つきをします。
「がっかり」「恨み」「敵意」「脱出本能」…
こういう見方、考え方は、
「人間が猫に対して
我が身と同じ心が存在すると思い込んだ結果」
と言われます。
しかし、
私はこの考え方の判りやすい科学的根拠を知りません。

警戒心の強い猫は
トラップという「ネズミ取り」のような、
小動物の捕獲器で確保します。
この器具、
おそらく作っている人は
使う事の無い人たちでしょう。
「単なる動物の入れ物」として、みても、危険がいっぱいの代物です。
我が家で保護したときは、
幸い、この中で死んでしまった猫は居ません。
病院で亡くなった猫は居ます。
死因ははっきりしません。

外猫を病院へ連れて行くのは
猫本体へのストレスはもちろんですが、
かかわる人間のストレスも相当な物です。
(私たち夫婦だけかもしれませんが)
「慣れる」と言う域に達しません。

最近は、季節柄も有って
保護器の設置を毎日しています。
設置を開始して、無事に病院から戻ってくるまで、
緊張と不安が続きます。
私は「うつ病」の「不安神経症」という、
少し、面倒な物を持っています。
体調は私の「気構え」など、無視して、変化を起こします。

まっ、
なんとか…やっている…というのが正直なところ、
多くの人たちに無視され続ける、
猫の命の危うさを感じながら…

写真はcocoちゃん。


みんなと一緒で、jの事が大好き!一緒のときは後ろをくっついて離れません。
たまに、j君にガブ!(あまがみです、ご安心を)

この写真なら、
判ります。
耳をカットされています。
この耳をしている猫を桜猫と言うようにしています。関心の無い人々に、少しこっちを向いてもらいたいからです。
毎日、捕獲器を仕掛ける日々では、
「桜猫」とは言うのは切ない。
バネ仕掛けで金網の扉が冷たい音で落下する保護器を「トラップ」と呼ぶ事さえも、
ためらう…



明日も保護器設置の予定、私の体調と相談しながら…。