2017年1月6日金曜日

ムズカシー話(ではありません)

下記はサイトより原文保持。
環境省のご案内
http://www.env.go.jp/annai/index.html
今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。
こうした変革を具体化するため、環境省は、
    •    (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、
    •    (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、
    •    (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

※上記はホームページ の冒頭で
環境省がどんな役割を担っているのかを説明しています。
ここを読む限り、人間の無責任が生んだ命が殺され続けている事を社会問題として、対処するような文言は見当たりません。しかし…。

昨年、天売島の猫の課題を官民、協力して一定の成果をあげました。
環境省の担当によれば(電話面談)この案件を総括した公文書は公開されていないそうですが、今後のアクションプランのトレンドに少なからず影響を与えたそうです。羽幌町に出先機関を設置してのチャレンジプランのようで、これからも、地域密着型の活動の役に立つと考えているようです。
これは、
環境省 自然環境局 野生生物課 希少種保全推進室
という部署が担当しています。
http://www.env.go.jp/guide/pamph_list/list_ja06.html#d12

さて、猫や犬の「殺処分を無くす」という活動…
動物愛護基本法は既に自治体が具体的に取り組んでいるというのが環境省の現在の把握。
啓蒙活動や実際の保護、将来の共生のあり方を示す等々…
これらは
環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/index.html
ここが担当しています。

ぜひ!、時間のあるときにでも、これらのサイトを見て、
自分なりの整理をして、今後の動物保護活動に活かしていただきたいと思います。


一つの法律(動物愛護基本法のような)で解決できない事情、意外に判りやすいです。
「ポリシー」「人」「もの」「お金」これで、少なくとも「殺処分」は無くなります。
相変わらず「餌やりおばさん、おじさん」が無くならないから「それは無理!」と考えるのも自然ですが、 「餌やりおばさん、おじさん」がゴハンをあげる犬や猫がいなくなる訳ですから、100%は無いでしょうが、実現は夢想論ではありません。

上記に挙げた環境省も独立行政法人(税金を納めない会社)です。
その目的の成果のみが評価対象であり、次の予算が回ってくるのです。
「ポリシー」「人」「もの」「お金」
これらの中で、「もの」「お金」以外はすでに、立派なものがそろっています。
では、
なぜ?
国家規模で目に見える成果が出せないのでしょうか?
その答えは、
上記のホームページを読んでもらうと判ります。
財政を考えただけでも、
役場だけに何かを期待するのはもう現実的では有りません。
皆で一つになって、システムを考え、実行するには、
現在の行政の仕組みを非難するのではなく、
よく理解して、わからないところは教えていただいて、
活用する事を考えなければなりません。

希少動物はなぜ?守らなければならないのか?
人間の無責任、無関心が生んだ命が、なぜ?殺されなければならないのか?
どちらも、
同じ社会問題です。
担当省局には
どちらに対する答えも、明快に示していただかなければなりません。
相互の課題は深く、強く、つながっています。

あんまりマジメな話をしたので、
kちゃんが不機嫌になってしまいました。



今日もアクセス、ありがとうございます。