2015年10月22日木曜日

皆さん、歯磨きしてますか!

先日のkちゃんに続いてj君も病院!
午前三時過ぎ、口の周りにヨダレが出て、しかも、血が混じっています。
彼はエイズのキャリア!
「目の前がドヨ〜ン」と暗くなりましたが、そうもしてられないと、病院へ。
少量の鎮静剤で動きを止めて口の中を調べる先生。
「この歯がグラついて噛み合わせが正常にできないらしいですね」
小さいペンチのような道具で「ヨイショッ」
簡単に抜けました。
彼は痛かっただろうなあ、まだ少し歯茎についていたから。
これがその歯です。

診察台の上のj君。デッカいでしょ…。
でも、肥満は私の責任、体調を崩したとき、本人(本猫)は正常な体重の猫よりズ〜ッと多く苦しみます。
手術用のメスが体脂肪の厚い壁に阻まれます。
これは人間も同じ。
助かるものもそのチャンスが少なくなります。

診察台をほぼ占拠のj君。

で、その表情は?人間のお母さんを探している目です。
自分の仲間(家来)だと思っている人間のお母さんが見当たりません、その上、変な台に乗せられて、もう大変、でも、jはがんばりました。私を気遣って懸命にこらえているようです。
原因が虫歯だと判って少々こちらも落ち着いたのですが、そのかわり、熱いものがあふれそうです。何度経験してもこの気持ちは変わりません。
猫達はいつも私を気遣ってくれます。(きっと思い過ごしでしょう)しかし、私には、私だけかもしれませんが、そう感じます。

家に帰ってきましたが、鎮静剤もまだ効いていますので胃袋の中のものを何度か戻しました。
ドクターから前もってこの症状を教わっていなければ、また慌てていた事でしょう。体重が有るので、ふらついて転ぶと大きな事故にもなりかねません。
こうして座っていても、目の力がいつもと違います。

このブログを書いている今は、特別に人間のお母さんの布団の上で寝ています。
もう大丈夫!
油断はできませんが…。