2014年11月12日水曜日

あわや!衰弱死

あわや!衰弱死
最近見かけるようになったニャン。
その衰弱ぶりははじめに見たときから心配していました。
11月11日の朝、
車の下でうずくまっていました。
「今、保護しなければ危ない」直感的に病院搬送を決めました。
キャリーに臭いの強いご飯を入れるとすぐに入ってくれました。
相当お腹がすいていたようです。
食欲は体調の回復に希望が持てますが、どう見ても「ギリギリ」の状態。
急がなければなりません。

名前は「アン」にしました。保護直後、キャリーの中の写真。



札幌の病院まで約1時間。
いつもこういう状況で私の頭の中にあるのは
「頼む!病院までは無事でいてくれ、必ず元気になる!」。

車中は便と嘔吐物の臭いがしています。
急がなければ!
なんとか無事に病院に着きました。

院内で検査のため採血中。
ドクター、スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

検査の結果、総合診断は「瀕死の状態」でした。
その内容は、

エイズのキャリア。白血病は無し。下痢でお尻がただれている。脱水、サクソウ(骨と皮だけ)慢性膵炎(まんせいすいえん)、貧血、血糖値高め、お腹に虫はいない。腎臓、肝臓は普通。
何より体調を物語っているのは体重、
2Kgでした…。
写真は保護の三日前、我が家の前の通りを歩く「アン」です。
急ぐべきでした。

病院から還る道すがら、鳴き声がありません。「…」
家が近づいたとき、
やっと、小さな声で鳴きました。
ありがとう「アン」がんばってくれて。
庭のレスキューハウスに湯たんぽを入れて、薬入りのご飯と水、それと毛布。
他の動物が入らないように通常の出入り口は板で塞ぎ、空気の流通口だけを確保。
写真は6月の小屋、今は緑はありません、外ニャンには厳しい状況です。
幸い、日中は15〜16度になってくれるようです。氷雨、そして雪、あっという間に冬です。
それまでになんとか体力を回復して、この小屋で越冬してもらいたい。


赤ちゃん用の総合栄養食のスープタイプ、パウチ。不要の毛布(殺菌洗浄済)など、ご支援いただければ幸いです。
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