2013年4月28日日曜日

20匹以上の飼育崩壊!猫が保健所→殺処分 その9

20匹以上の飼育崩壊!猫が保健所→殺処分 中間報告その2


昨日は、
資料を持って、世間話をしながら、
正常な飼育についての説明。

また、
多くのボランティアさんが
保健所で殺される猫を救う為に
必死で活動していることも、
資料とともにお話してきました。
今のところ、協力的に聞いて頂いています。

保護団体さんへ行くまで、待機中。

名前 コロ
年齢 2歳位
男子
利口。人馴れしているようです。
去勢手術 済
ワクチン 未


















たくさん食べて、元気でいてくれ!

お心に留まりましたら、コメントをお願いします。
移送状況等、現状を詳しくお知らせいたします。

2013年4月26日金曜日

20匹以上の飼育崩壊!猫が保健所→殺処分その8

既に保護されたニャンズはカリシウイルス発症。

一部のニャンズを除いて、

保護団体の懸命な看病のもとにいます。


こういう状況ですので、
現在、

飼育放棄者宅(以後、h宅)からの保護は待機中です。

私達はh宅と緊密に連絡が取れるように、
穏やかに、じっくりと向き合っています。
ご飯、砂、ニャンズの体調、清掃の確認等々…。









チャッピー・男子

2013年4月13日土曜日

20匹以上の飼育崩壊!猫が保健所→殺処分 その7

またも、残念、悲惨なことが起きました。
飼育放棄者宅からの連絡、
生まれたばかりで、母猫が面倒を見ない子猫、
別な母猫のそばにいたのですが、亡くなりました。

あっけらかんとした報告、
「雄猫に噛まれたのか傷があって死んでいる。」
現場の環境、傍に居る人間のことを考えると死因の特定は難しいことです。
私見ですが、
自然死でないことだけは確かです。
全くどう云う心境でこういう状況に平気でいられるのでしょう?

私も人に偉そうなことを云える人間では有りませんが、
目の前の子猫の命を真剣に考えること位はできます。
全てを救えないまでも、最善をつくすだろうと思います。

有史以来、犯罪が無くならないように、
この様な人達は無くならないでしょう。
少なくとも、私のいままでの人生経験の中では、
いつの世もこういう人は居たと思います。
だから、
傍観していた私も同罪です。

殺処分が違法であることは明らかです。
ただし、殺処分が無くなっても
こういう人間の犠牲になる動物は減らないでしょう。
でも、
殺処分を無くすこと、
社会性を無視した命の売買を無くすこと、
飼育放棄をする人を無くすること、
これらは全てがつながった、
一つのことです。
 
今日、空に送った子猫
名前を「つくし」としました。
「つくし」に何もできなかったことを詫びました。
そして、
約束しました、
決して無駄にしないから…と。

あきらめません!

どうか心ある皆さん、
それぞれに主張を持って活動していらっしゃると思いますが
つながりましょう、目的は一つのはずです。
そして、社会を変えましょう。

今日、お世話になったのは
小樽の
観昌寺. 名称(カナ), カンショウジ. さん。
住所, 〒047-0154 北海道小樽市朝里川温泉1丁目56. 
TEL. 0134-52-1187.

丁寧にこちらの気持ちも聞いていただいて、
「つくし」を送ってもらいました。
 ありがとうございます。

写真を撮影させていただきましたので、掲載します。
天寿を全うした幸せな仲間達もたくさんいます。
空の仲間達、「つくし」をよろしくお願いします。



 



2013年4月9日火曜日

20匹以上の飼育崩壊!猫が保健所→殺処分 その6

4月2日

飼育放棄者宅から、
ボランティアの団体さんへ
女子3ニャン、移動。
そのうち、1ニャンは妊婦さん。


メディカルチェック異常なし。

優しい、
ベテランボランティアさんのいる、
家族的な普通のお部屋の保護部屋へ、
無事に到着。

.......................

首にケガをしていたネック君、
一時、お世話になっていた、

ボランティアさんに引き続き、お世話になることになりました。
何から何まで、ありがとうございます。

ボランティアさんは猫に関して、

私達夫婦よりずっとベテランで、
さらに、治療してくれた
同じドクターに、
今後も経過を診ていただける環境です。
ほんとうに嬉しい!
大げさでなく、一連の流れには奇跡を感じます。

私は、
信仰心は全くと云って良い程、無い、人間ですが、
命を大切にしたい、と云う素朴で一途な心を、
この世界は
簡単に見捨てないんだ! と強く感じます。

このボランティアさんは
他にも多くの保護猫、
多くの保護犬を世話しているのにも関わらず、
快く、
引き受けて下さいました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ボランティアさん、本当にありがとうございます。

2013年4月1日月曜日

20匹以上の飼育崩壊!猫が保健所→殺処分 その4と5

3月31日(日曜日)
 チーム・ドクターiが崩壊現場に入り、
 13匹の去勢手術をしました。

応援とともに
 手術台を貸してくれたご近所さん、

 遠くから来ていただいて、
アドバイスをしてくれたボランティの方、
 写真も撮っていただきました。

 快く、ケージを貸していただいたボランティアさん、
 温かいアドバイスにも助けられました。

 なによりも、 温かい応援がうれしく、
 初めてのことに立ち向かう大きな勇気をもらいました。

 本当にありがとうございました。

 安定剤が効かないタフなニャンズもいて、
ドクターもスタッフも傷を負いました。

 イザとなると、
その野生は想像以上の力を発揮します。

 この生命力を無責任に増やし、
 必死に生きようとする動物達を、
ゴミくずのように殺す人達の存在は、
もちろん、重要な問題ですが、
こういう人達の要請に応えて殺処分する現実を、
 見過ごしてはならないと思います。

 猫や犬達をこの世に送り出しているのは私達人間です。
 社会はこの現実に対し「応分の負担」をするべきです。

 保健所は要請が有れば、
「動物を引き取らなければならない」
 法律にはこのように書かれています。
 しかし、
 同じ動物愛護基本法のどこにも
「殺処分」を肯定している一文は見当たりません。

 ある条件の下に殺さなければならないとき
「苦しめてはならない」とは書いてあります。

 人が自分の都合でこの世に送り出した猫達に、
 「殺さなければならない」という理由がどこに在るのでしょうか?

 考えていただきたい、
 「なぜ?犬や猫がこの社会に存在するのか?」

そして、
問いたい、
「貴方は犬や猫を殺すスイッチを押すことが出来ますか…」

関係当局が殺処分を
世に恥じない行為だと確信が有るのでしょうか??。

毎日のように犬や猫を殺している係の人は、
自分の仕事をしているに過ぎないのでしょう。
しかし、
何か想うことは無いでしょうか?
例えば、
 我が子にも同じ仕事をさせようと思えるでしょうか?

 .....................  その5

今日、
朝の六時前に飼育放棄者から電話が有りました。
 内容は「一匹が死んだ」というものでした。
一つの命が無くなりました…。
死因は特定できませんでした。

お寺さんでお経をあげてもらい、
空に送りました。
その他に
流産で亡くなった小さな命二つも、
一緒に空へ送りました。

名前は有りませんでした。
私がお経の前に付けました。
「はる」「うめ」「さくら」です。

私達夫婦の力不足です。

今、
云えることは
「決して無駄にしない」
と云うことだけです…。