2007年5月26日土曜日

猫物語4

猫物語
限られた範囲の中で
自分たちの居所を
注意深く探しています。
容易にに姿を見ることは
出来ないのですが、
こちらから探すことは
しないようにして
様子を見ることにしました。
猫物語
突然の環境の変化、
恐怖の体験となった手術、
外に出られないストレス、
これらの悪条件の中でも、
彼らは一度も
トイレの場所を
間違うことがありません。
それは
半年が過ぎた今でも同じです。
人間のほうが落ち着くと、
外に残されている
猫たちのことが
以前より身近な事実として
胸に込み上げてきます。
今後、
何が出来て、
何が出来ないのか、
根本的な解決方法を探るのと、
対処療法の両面が
必要なようです。
0より1のほうが
遥かに多い数なのだと、
自分に言い聞かせては
いるのですが、
空しさのほうが少し強い。
母親は「m」息子は「i」
現代が生み育てた野生が
狭い我が家でどのように生きていくのか、
注意深く見守ることで、
新しい道が見えてくることを
期待している。