2015年5月27日水曜日

367人の皆様、ありがとうございました。

367人の皆様の署名を、本日、「しっぽの会」さんへ送付しました。
ご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

去勢手術をがんばってくれた、アトム。
少しづつ庭に慣れています。
食が細いというか、元気に食べる様子はあまりありません。
外傷にも強くなるようなご飯をできるだけ食べさせたい。
毎日、来てくれて、庭のレスキューハウスのどれかに居着いてくれることを願っています。

耳にカットを入れましたが、
外での生存競争でだいぶ損傷していたようで、
カットの具合が少し痛々しい。
こういう猫たちが穏やかに天寿を全うできるために、
この署名活動が力を発揮する事を願ってやみません。
残念ながら、署名には参加をしていただけなかった方々も
これを機会に動物たちの悲惨な現実に想いを馳せてもらえれば、
ありがたく思います。

動物たちの現状を、全て変える事は難しい事ですが、
「一匹の猫の生涯は変えられます」

2015年5月14日木曜日

アトム君、無事退院。

 アトム君、
去勢手術をがんばってくれて、
無事に庭に戻ってきました。

 怖い思いをさせました、
つらい思いをさせました、
本当にごめんなさい。
そして、ありがとう。

札幌の旭が丘のo先生、ありがとうございました。

写真は病院を出発するアトム君。


普段は小樽〜札幌はそれほど長い道のりではありません。
でも、
こういうときは長く感じます。
 やっと着きました。
 


 キャリーの側に大好きな缶詰を置いてキャリーの入り口を外し、
小屋のドアを閉めます。

ほんの少し間があって、
アトム君はmonju小屋を出ました。

「アトム!庭に還ってくるんだよ〜!」
 ちょっとだけこちらを振り向いてくれました。
 (怖い思いをさせた私たちを睨んでいた様にも見えました…)

 もう一度、呼びました。「アトム!庭に来るんだよ!」
 もう一度振り返ってくれました。 (願いは届いたかな…判りません…)

この階段の向こうには細い道と急峻な崖、
そして、
無責任に放置された危険物がいっぱいの空き家。

アトム君、八歳でした…
 八年間、どこかで懸命に生きてきたアトム君。
 なんとか庭に住み慣れてほしい。全力で見守るよ。

………… しばらくして、
我が家の猫たちが庭に仲間が来た事を察知したようです。
一斉に窓やベランダに注目します。
「戻ってくれました!アトムが戻ってくれました!!!」
 いつものお気に入りの小さなレスキューハウスを見回り、
 ライバルのゆうき君を牽制、
 いつものように優々(?)と来た道を引き返しました。




新しい小屋も造るから
雪が降るまでに、 なんとか、
庭の小屋のどれかを住処にしてほしい。

届け!願い!アトムへ…

2015年5月12日火曜日

アトム君

春先から庭に来る様になった、アトム君。
野良猫として認識したので、保護。
去勢手術のため、病院へ。

外でがんばってもらう事になります。
庭で私たちに慣れてくれたので、
ラップを使用しないですみました。
冬までに十分体力を付けて、
庭のレスキューハウスに慣れてくれる様に、
私たちもがんばります。
明日、病院へ迎えにいきますが、
大きな問題が無い事を祈るばかりです。

病院までの車中、
ほんの少し、キャリーに爪を立てましたが
静かでした。
あまり静かでも心配なもので、
病院で顔を見たときはホッとしました。






人間の無責任から生まれた命を
人間中心の社会で
天寿を全うさせるのは難しい事です。
多くの方々の優しさの積み重ねが
動物との共生を実現できる唯一の方法です。
しかし…
猫の暮らしに関心を持ってくれる方が居る、一方で、
「畑を荒らす」 (オシッコやウンチ)と云う理由で、
さらに、
「嫌い」という理由で石を投げつける人が居ます。

社会のすべてを返る事はできなくとも、
「一匹の猫の世界を変える事はできる」
動物との共生を考える事がどれほど、難しいことでしょうか?
毎日、税金を使って 命を絶っている事に目をつぶることのほうが
それほど、
簡単な事なのでしょうか…